規格番号:ASTM A276/A276M
タイトル:Standard Specification for Stainless Steel Bars and Shapes
ステンレス鋼棒と形の標準仕様書
概要
この規格は、再鍛造用棒鋼を除く熱間または冷間仕上げの棒鋼を対象とする。一般に使用されるステンレス鋼の丸棒、角棒、六角棒、アングル、ティー、チャンネルなどの熱間圧延または押出し形状のものが含まれる。棒鋼は、次のいずれかの状態で供給されるものとする。すなわち、焼なましの機械的試験により、引張強さ、降伏強さ、伸び、ブリネル硬さなどを測定する。機械的試験により、引張強さ、降伏強さ、伸び、ブリネル硬さなどを測定する。
適用範囲
1.1 本規格は、再鍛造用棒鋼(注1)を除く、熱間仕上げまたは冷間仕上げの棒鋼を対象とする。一般に使用されるステンレス鋼の丸棒、角棒、六角棒、アングル、ティー、チャンネルなどの熱間圧延または押出し形材を含む。なお、一般耐食用および高温用快削鋼(注2)については、別規格で規定されている。
注1. 再鍛造用棒鋼は、A314を参照。
注2.切削性を重視した快削ステンレス棒は、A582/A582M規格を参照。
注3.高ニッケル、高クロム、オーステナイト系腐食および耐熱合金に関する規格がある。これらの規格はASTM小委員会B02.07の管轄下にあり、ASTM Standards Annual Book Vol.02.04に記載されている。
1.2 インチ・ポンド単位で示された値は、標準的なものと見なす。括弧内に示された数値は、SI単位への数学的変換であり、情報提供のみを目的としており、標準とはみなされない。
http://www.astm.org/cgi-bin/resolver.cgi?A276A276M