意義と用途
4.1 これらの試験法は、不純物の検出及び、場合によっては、水に溶解したイオン成分の定量的測定のような目的に適用される。これらには、ボイラー水、ボイラー給水、冷却水並びに塩水及び汽水のような自然水及び処理水に溶解した電解質が含まれる。
4.1.1 それらの濃度は、純粋な水(2)4中の微量レベルから、凝縮蒸気(試験法D2186及びD4519並びに参考文献(3)参照)又は純粋な塩溶液中の有意なレベルまでの範囲である。
4.1.2 導電率法の使用における主な目的が水蒸気の純度を決定することである場合には、参考文献(4)を参照。これらの試験法は、水分析の正確性をチェックするためにも使用することができる(5)。
適用範囲
1.1 これらの試験法は、水の電気伝導率及び抵抗率の決定を対象とする。次の試験法が含まれる:
範囲 セクション
試験法A – 野外実習 10~200000 12~18
静的(非-流れ)サンプルの測定 μS/cm
試験法B-連続-線測定 5~200 000 19~23
μS/cm以上
1.2 これらの試験法は、試水中で試験されている。試験されていないマトリックスの水に対するこれらの試験法の妥当性を確保することは、使用者の責任である。
1.3 これらの試験法の範囲を下回る測定については、試験法D5391を参照のこと。
1.4 SI単位で記載された値は、標準とみなされる。この規格には、他の測定単位は含まれない。
1.5 この規格は、その使用に関連するすべての安全上の懸念(もしあれば)に対処することを意図するものではない。この規格を使用する前に、適切な安全及び健康の慣行を確立し、規制上の制限の適用を決定することは、この規格の使用者の責任である。