要約
この実施法は、仕様書限度(例えば、規定された最大値及び規定された最小値)において有意であるとみなされる桁数を示す統一された方法の使用に関して、様々なTCを支援することを意図している。また、この実施法は、適用されるASTMの仕様又は基準が直接参照される場合に、仕様への適合性を決定する際にも使用されることを意図している。
適用範囲
1.1この実施法は,仕様書限度(例えば,規定された最大値及び規定された最小値)において重要であると考えられる桁数を表示する統一的な方法の使用について,様々なTCを支援することを意図している。その目的は,仕様書限度の意図された意味を明確にするために役立つ方法の概要を示すことであり,その方法は,規格への適合性を決定する際に観測値又は計算された試験結果と比較される。
1.2この実施法は、適用されるASTMの仕様または基準がこの実施法を直接参照している場合に、仕様への適合を決定するために使用されることを意図している。
1.3この実施法への言及は、方法の選択、すなわち、絶対値法又は四捨五入法のいずれかが示されている場合にのみ有効である。
1.4この実施法の単位系は規定されていない。この実施法の寸法量は、計算方法の例示としてのみ示されている。例は、製品又は試験法処理を拘束するものではない。
1.5この規格は、その使用に関連するすべての安全上の懸念(ある場合)に対処することを意図するものではない。適切な安全、健康及び環境の慣行を確立し、使用前に規制上の制限の適用を決定することは、この規格の使用者の責任である。
1.6この国際規格は、世界貿易機関の貿易の技術的障害(TBT)委員会が発行した国際規格、指針及び勧告の策定のための原則に関する決定において確立された、標準化に関する国際的に認められた原則に従って策定された。