要約
この仕様書は、アルミニウム及びアルミニウム合金製の押出し棒、棒、線、形材及び管を包含する。すべての製品は、熱間押出し又は類似の方法によって製造されるべきである。各材料の化学組成は、指定された適切な化学的及び分光化学的試験法に従って決定される。化学的分析のための試料は、インゴットが注入されるとき、又はドリル、ソーイング、ミリング、ターニング若しくはクリッピングによって完成品若しくは半-完成品から採取されるべきである。各製品の引張特性、伸び及び降伏強度は、ここに列挙された要件に適合すべきである。伸びの要件は、指定された限度よりも小さいサイズの材料には適用されない。
適用範囲
1.1 この仕様書2は、アルミニウム合金(注1)のアルミニウム及びアルミニウム-合金押出棒、棒、線、形材及び管並びに表2に示す温度を対象とする。
注1:この仕様書全体を通じて、一般的な意味での合金という用語の使用には、アルミニウムおよびアルミニウム合金が含まれる。
注2:圧延または冷間-仕上げの棒およびロッドについては仕様書B211/B211Mを、加圧用途に使用される引抜きシームレスチューブについては仕様書B210/B210Mを、構造用パイプおよびチューブについては仕様書B429/B429Mを、加圧用途に使用されるシームレスパイプおよびチューブについては仕様書B241/B241Mを参照のこと。
注3:この仕様書に列挙されているパイプおよびチューブ製品は、汎用用途を対象としている。この仕様書は、加圧を伴う流体-運搬用途に必要とされる製造プロセス、健全性試験および検証に対応していない場合がある。加圧を伴う流体-運搬用途に使用されるシームレスパイプおよびチューブについては、仕様B210/B210MまたはB241/B241M、またはその両方を適宜参照。表面凝縮器、蒸発器および熱交換器での使用については、仕様書B234を適宜参照。
1.2 合金及び焼戻し材の名称は、ANSI H35.1/H35.1Mに従う。同等の統一ナンバリングシステムの合金の名称は、表1のA9に続くものである。例えば、アルミニウム1100は、E527に従うA91100である。
1.3 この仕様書における新しいアルミニウム及びアルミニウム合金の含有に関する合格基準については、附属書A2を参照。
1.4 仕様書B221の完全なメトリックコンパニオンが-仕様書B221Mで開発されているため、この仕様書では同等のメトリックは表示されません。
1.5 この国際規格は、世界貿易機関の貿易の技術的障害(TBT)委員会が発行した国際規格、指針及び勧告の策定のための原則に関する決定において確立された、標準化に関する国際的に認められた原則に従って策定された。