要約
この仕様書は、熱処理、部品への機械加工、または軸系としての-仕上げ状態、または建設用途のための冷間-仕上げ炭素鋼および合金鋼棒を対象とする。鋼材は、冷間引抜き、旋削、研削、研磨、熱間鍛造、冷間圧延および熱処理されるものとする。鋼供試体は、化学分析を受けるものとする。
適用範囲
1.1 この仕様書は、ストレートレングス及びコイルで製造された冷間-仕上げの炭素鋼及び合金鋼の棒を対象とする。冷間-仕上げの棒は、熱処理、部品への機械加工、-仕上げの状態での軸系としての使用、建設用途又は他の同様の目的に適している(注1)。鋼の等級は、等級番号又は化学組成によって識別される。
注1:棒鋼の選択に関する指針は、実務A400に記載されている。
1.2 最終用途によっては、補足要件に示された利用可能な指定の1つ以上を必要とする場合がある。補足要件は、購入者が個別に指定した場合にのみ適用されるものとする。
1.3 インチ-ポンド単位で記載された値は、標準とみなされる。括弧内の値は、情報提供のみを目的としたSI単位への数学的変換であり、標準とはみなされない。
1.4 この国際規格は、世界貿易機関の貿易の技術的障害(TBT)委員会が発行した国際規格、指針及び勧告の策定のための原則に関する決定において確立された、標準化に関する国際的に認められた原則に従って策定された。