規格番号:ASTM D1003
タイトル:Standard Test Method for Haze and Luminous Transmittance of Transparent Plastics
透明プラスチックのヘイズ及び光透過率の標準試験法
適用範囲
1.1 この試験方法は、本質的に透明なプラスチックなどの材料の平面部の特定の光透過性及び広角光散乱性の評価 を対象とする。光線透過率及びヘイズを測定するために 2 つの手順が提供されている。手順 A では、セクション 5 に記載されているヘイズメータを使用し、手順 B では、セクション 8 に記載されている分光光度計を使用します。ヘイズ値が30%を超える材料は拡散性があるとみなされ、実施基準E2387に従って試験される必要があります。
1.2 SI 単位で記載された値を標準とする。
注1:研磨された透明プラスチックのように、狭い前進角内で高い割合の光を散乱させる材料間の識別性を高めるには、ヘイズメーターを調整し、試験方法D1044に従って測定を実施する。
1.3 この規格は、その使用に関連する安全上の懸念事項(もしあれば)をすべて取り扱うことを意図したものではな い。適切な安全、健康、および環境対策を確立し、使用前に規制制限の適用性を判断することは、この規格の使用者の責任である。
注2:この試験方法は、ISO 13468-1、ISO/DIS 14782 と同等ではない。
1.4 この国際規格は,世界貿易機関の貿易の技術的障害(TBT)委員会が発行した国際規格,ガイド及び勧告の 開発のための原則に関する決定において確立された国際的に認められた標準化に関する原則に従って開発され たものである。